自己顕示欲とブログ。
職員室にて。
生徒が、Instagramなのか TikTokなのかわからないが、本名で顔つきでSNSアカウントを利用しているらしいのだという話が聞こえてきた。
その流れで、その学年の主任の先生(30代後半くらい)が「俺もmixiとかやってたけど、もうそんな自己顕示欲は無くなったわ」なんてことを話していた。
さて。
私は39歳なのだが、こうしてブログを書いている。
私も大学生のときにはmixiで日記を書いていたし、社会人になってからFacebookもやった。
そのときには確かに自己顕示欲丸出しだった。
若き者は、自己顕示欲の塊で、友人知人からいいねを貰いたいのかもしれない。
毎日のように投稿しては、いいねで承認されていく感覚に嬉々としていた。
ブログを書いていて、通りすがりの方々からはてなスターをいただけるのは嬉しい。
ありがとうございます。
だけれども、20代のときに持っていた自己顕示欲とは色が違うような気がする。
そもそも友人知人には一切ブログのことを教えていない。
今後教える気もない。
他者に認められたいという感じで書いているのではないと思う。
ひとつは、普段の自分を自分で認められるようになってきたのかもしれない。
曲がりなりにも中学校教員の仕事を何年かこなしてきて、社会の歯車になれている自分に自信を持ってきているのか。
そういう自分になれていることに安堵しているのか。
人並みにお給料もいただけるようになってきた。
あとは、ほんとに、今書いているのは記録としてのブログだということだ。
買ったもの、捨てたもの、考えたこと、やったこと。
そういうのを記録していって、自分の変化を残したい。
毎日書ければいいのだが、いろんな理由を見つけて書かないでいるのは私の弱いところだろう。
時々更新するだけのブログでも、あとで見返して自分の変化を感じられるかもしれないし、また変化のないところも見つけられるかもしれない。
それが人生の何に役立つのかとか、そんなことはわからない。
自己顕示欲って何なんでしょうねー。
こんなわけのわからないことを書いているのも、自己顕示欲なのかもしれません。
だって、不特定多数の人が見られるところに書いているんだもんね。
自己顕示欲が皆無なら、はてなブログに書くにしても非公開でいいでしょう。
そう考えると私はまだまだお子ちゃまなのかもしれませんね。